「Still for Japan」とは
未来のアドマンであるVCUブランドセンターの学生が中心となり、日本の復興と未来への発展に向けて、祈りと思いを込め「1分間の黙とう」を呼びかけるメッセージをインターネットやOOHを使って世界に発信する活動です。
■Still for Japan 発足の経緯
米国・ニューヨークで活動するジャーナリスト・楓セビル氏が「ニューヨークの応援団」という運動をマディソン・アベニューの友人たちの力を借りて立ち上げたのをきっかけに、米国を代表する広告賞ワンショーのCEOメアリー・ウォリック氏、ADCのオルガ・グリセイティス氏など、アメリカ広告業界の多くの人々が活動に呼応しました。中でも米国クリエーティブ界で指導的な立場にあり、同時にバージニア州リッチモンドにあるVCUブランドセンター(米国唯一の広告大学院)のディレクターを務めているリック・ボイコ氏のサポートにより、VCUブランドセンターに所属する150人の大学院生に「日本を励ますメッセージを作れるか??」と呼びかけを行いました。その呼びかけに27名の未来のアドマン達が「ジャパンプロジェクト」に応募してくれました。
数人の学生で構成される七つのグループが、期末試験の間を縫ってつくり上げた「日本を激励する」ためのアイデアはどれも素晴らしいもので、中でも「日本のために1分の黙とうを」というサイトと、災害後の荒廃を思わせる枯れ木から美しい花が咲き、それが真っ赤な日の出となって昇るというCMは参加者を感動させました。
(注: 米国では、One Club, ADCなどが行っている『Creatives Unite for Japan』という募金運動プロジェクトも実績をあげています。当プロジェクトは、この二つとは異なるものです。)
タグラインは「世界があなたの日の出を待っています」。
米国のCMプロデューサーを統括するパワフルな組織AICPのCEOマット・ミラー理事の援助もあり、「Still for Japan(日本のための黙とう)」と名付けられたプロジェクトが立ち上がりました。
■「VCUブランドセンター」とは
バージニア州リッチモンドにあるバージニア・コモンウエルス大学に所属する大学院。アド・エージ誌で「ベスト・アドバタイジング・アンド・マーケティング・スクール」と評価され、2009年には、広告業界に貢献した人物や団体に与えられる広告団体4Aのオトゥール賞を受賞。
卒業後の就職率はほぼ100%とあって、入学率は数十人に1人という難関校である。
現在の学生数は210人。
■Still for Japan 作品の公開
@Still for Japanで作成したCMをタイムズスクエアにて公開予定。
▼タイムズスクエア(クリアチャンネル)
現地時間:2011年7月11日 月曜日
放送回数:毎時(24時間)×30秒 計24回
AWEBサイトにて公開:http://www.stillforjapan.com/
『世界はあなたの日の出を待っています』
webサイトは、日本の被災者たちのために沈黙の1分をささげることを呼び掛けるもので、アイデアを提供した学生ポール・デービス氏は、「被災者たちが最も慰められるのは、自分たちが孤立していないという実感。世界中の人が日本への援助、激励の気持ちを忘れていないことを、1分間の黙とうをささげることで、日本の人たちに伝えたい」と説明する。
サイトには、世界中の人からささげられた時間が刻々と増える積算情報と、それが世界のどこでささげられたかが分かるデータビジュアリゼーション(データの視覚化)が搭載され、日本に向けての激励の言葉を提供するために、twitter、facebookといったソーシャルメディアへのリンクも用意されている。