アド・ミュージアム東京

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第11回 クリエーティブトップナウ展 冒険があるか。 2015.12.3(thu)-2016.1.16(sat)

目指す者が多いほど、その頂は高くなる。

開催にあたって

アド・ミュージアム東京の「クリエーティブ トップ ナウ展」は、メディア広告のみならず屋外広告、プロモーションやデザイン・商品パッケージなどさまざまな領域に広がるマーケティング・コミュニケーションを対象とする広告賞展です。広告業界を代表する8つの団体が顕彰する優秀な作品を、一堂に集めてご紹介いたします。
各広告関連団体のそれぞれの受賞作品を見てみますと、社会と向き合ったジャーナリスティックな企業CM、デザインの領域をボーダレスにするプロダクトデザイン、極限まで追求したフィクションと挑戦的なコピー、屋外広告にしかできない情緒的なビジュアル表現、記念日に新しい光を当てたプロモーショナルなアイディアや若い世代がネットで拡散したくなる新聞広告など、受賞の評価基準はそれぞれ違っていても、抜きんでた作品にはそれぞれの視点やアイディアが溢れています。
新しいアイディアを生み、表現に磨きをかけて輝く広告作品は、あらゆるチャレンジや冒険に挑んで最優秀という栄誉を勝ち取ったものです。優れた広告コミュニケーションには世の中の気分を捉え、牽引し、新しい価値を世に問うたくさんの「冒険」があります。それは、クリエーティブの本質でもあります。
~そこに、冒険はあるか! 驚きはあるか! 今までにない新しさはあるか!~
この「クリエーティブ トップ ナウ展」で、今年イチバンの広告をぜひご堪能ください。
最後になりましたが、本広告賞展開催にあたりご協力を賜りました関係者のみなさまに、心より御礼を申し上げます。
アド・ミュージアム東京 館長 森 豊子

クリエーティブトップナウ展について

広告とデザインには、幅広い領域の仕事があり、そこには、日々新しいクリエーティブに挑戦する第一線のプロフェッショナルたちがいます。本展は、テレビ・ラジオ広告、アートディレクション、グラフィックデザイン、パッケージデザイン、プロモーション、屋外広告、新聞広告、コピーの各分野を代表する8つの団体が顕彰する多彩なジャンルの優秀作品をまとめてご紹介いたします。

各団体と各賞のご紹介(50音順)

ACC CM FESTIVAL

1961年に創設され、わが国で最も規模が大きいCMコンクールとして知られています。今年は旧テレビCM部門をフィルム部門と改称し、Aカテゴリー(テレビCM)、Bカテゴリー(Online Film)の2カテゴリーを設けました。それに加え、ラジオCM部門、マーケティング・エフェクティブネス(ME)部門、インタラクティブ部門の合計4部門があり、「総務大臣賞/ACCグランプリ」を頂点に、ACCゴールド、ACCシルバー、ACCブロンズ、各種クラフト(個人)賞などを贈賞しています。本年度は、フィルム部門1,773本、ラジオCM部門587本、ME部門69本、インタラクティブ部門180本、計2,609本(昨年比115%)点の応募がありました。本展では、その中から各部門のグランプリ、ゴールド受賞作品(MEのみメダリスト)、並びにフィルム部門地域賞受賞作品を紹介しております。

2015 55th ACC CM FESTIVAL
フィルム部門 Aカテゴリー 総務大臣賞/ACCグランプリ
自社キャンペーン~戦争を、考えつづける~ 東海テレビ放送

ジャーナリスティックなCMという新たな可能性

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All Japan Radio & Television Commercial Confederation/ACC 一般社団法人 全日本シーエム放送連盟

CMの質的向上を目的として1960年に設立され、CMを取り巻く広告主、広告会社、制作会社、放送局の4団体によって構成されています。1961年以降毎年「ACC CM FESTIVAL」を開催するとともに、カンヌ入賞作品報告会、CMシンポジウム、学生CMコンクール、各種委員会活動などを通じて、CM関連業界が一層活性化し、人々の幸福や社会の発展に貢献することを目指しています。また名作CMを後世へ伝えるための「パーマネントコレクション(CM殿堂入り)」制度や優れたCMを長年作り続けたクリエイターを顕彰する「クリエイターズ殿堂」制度も合わせて実施しています。

ADC賞

1957年の『年鑑広告美術'57』(後のADC年鑑)創刊を機に創設された、優秀なアートディレクションを表彰する賞です。毎年、『ADC年鑑』への出品作品を対象に、ADC全会員によって、ポスター・新聞広告・雑誌広告・テレビコマーシャルなど多様なジャンルの中からその年度の優れた広告、デザイン作品を選出します。応募作品は会員と一般(非会員)に分けて選考され、ADC会員賞・ADC賞をそれぞれ選出したうえで、更にADC会員賞とADC賞をあわせて審査し、ADCグランプリを決定しています。
2015年度のADC賞は、2014年5月~2015年4月の間に発表・使用・掲載された作品、約8500点の出品がありました。
本展では、2015年度ADC賞からADCグランプリとADC会員賞を紹介しています。

2015年度ADC賞
ADCグランプリ
KIKOF(KIGI × Mother Lake Products) 植原亮輔/渡邉良重
「KIKOF」のポスター、グラフィック&プロダクトデザイン、環境空間、マーク&ロゴタイプ

デザインの領域をボーダレスにする

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ADC 東京アートディレクターズクラブ

1952年にアートディレクターの専門的職能を社会的に確立・推進することを目的として設立された団体です。会員は2015年11月現在77名で、アートディレクターを中心にフィルムディレクター、コピーライターなどで構成されています。『ADC年鑑』をはじめとした出版、優秀作品の表彰、展覧会、デザイン会議など、広告界やデザイン界における作品の質の向上と充実を目指して活動を行っています。

東京屋外広告コンクール

東京の美しい景観を創出することを目的として、優れた屋外広告作品の広告主・デザイナー・制作者を表彰しています。東京都が36年間に亘って実施してきた「東京都屋外広告コンクール」を、1998年度に引継ぎ、東京都・東京商工会議所の後援を得て、以降「建築・景観との調和」「優れたデザイン性と親しみ」等を審査基準に、隔年で実施しています。
2014年度に行われた「第9回東京屋外広告コンクール」には、2013年1月1日~2014年12月31日までに設置された屋外広告作品、76点の応募がありました。
本展では、その中から第1部門~第4部門の最高賞にあたる東京都知事賞を紹介しています。

第9回東京屋外広告コンクール
第1部門入賞作品 東京都知事賞
ソーラーランタン寄贈プロジェクト パナソニック(株)

屋外広告だからできた情緒的表現

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The Tokyo Outdoor Advertising Association/TOAA 公益社団法人 東京屋外広告協会

1931年に設立された「日本広告協会」を前身として、1947年に東京都と東京商工会議所が設立した団体です。ネオン・看板広告・柱類広告・交通広告等の広告業に係わる企業・団体等で組織されています。首都東京の風致・景観の維持向上と業界の健全な発展を図ることを目的として、屋外広告をテーマとした講演・研究会の開催や出版物の発行、「東京屋外広告コンクール」の主催等の活動を行っています。

TCC賞

TCC会員で組織された選考委員会が審査し、優れたコピーワークを成した広告作品の制作者を表彰する賞として、1963年から実施されています。審査は、一般部門と新人部門に分かれて行われます。TCC賞は、上位約10点に選出された作品に与えられ、その中で最も優秀な広告作品をTCCグランプリとして選出しています。
新人部門はTCCの会員以外の制作者による広告作品を対象としており、その中で最も優れた作品の制作者に最高新人賞が贈られます。
2015年度TCC賞には、2014年3月~2015年2月までの間に使用・掲載された各種広告作品、一般部門6411点、新人部門408名・1710点の応募がありました。今年度審査委員長は一倉宏氏、副審査委員長は児島令子氏、福里真一氏。
本展では、その中からTCCグランプリと最高新人賞を紹介しています。

2015年度TCC賞
TCCグランプリ
ペプシネックス ゼロ 多田琢
TVCM 桃太郎「Episode.ZERO」他

極限まで追求したフィクションと挑戦的なコピー

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TOKYO COPYWRITERS CLUB/TCC 東京コピーライターズクラブ

1958年結成の「コピー十日会」を前身として、東京を中心に日本全国で活躍するコピーライターやCMプランナーで組織される職能団体です。現在、約900名の会員を擁し「ことば」を専門とする立場から、広告界のコミュニケーション技術の向上を牽引しています。主な活動として、毎年、優秀な広告作品を選出して「TCC賞」として発表し、それらの作品をまとめた『コピー年鑑』を発行しています。

亀倉雄策賞

JAGDAの初代会長を務めた故・亀倉雄策氏の功績を称え、グラフィックデザインの発展への寄与を目的として1999年に創設されました。毎年、JAGDA会員の作品を対象にしたグラフィックデザイン年鑑『Graphic Design in Japan』の出品作品の中から、最も優れた作品とその制作者に授与されます。第一次選考はJAGDA正会員の互選により決定した委員29名で行い、最終選考は外部有識者を含む11名の亀倉雄策賞選考委員会で行います。
2015年度の同年鑑には、2013年10月~2014年10月の期間に制作・発表された2,417点の出品がありました。
本展では、第17回亀倉雄策賞の受賞作品を紹介しています。

第17回 亀倉雄策賞 デザインイベントの企画展出品ポスター
「HOKUSAI_LINE」
佐野研二郎

細やかで不思議な表現の極み

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JAGDA 公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会

日本で唯一のグラフィックデザイナーの全国組織として、1978年に設立されました。現在、会員数約3,000名を誇る日本最大規模のデザイン団体として、年鑑『Graphic Design in Japan』の発行や展覧会・セミナーの開催、デザイン教育、公共デザインや地域振興への取り組み、国際交流など、デザインによるコミュニケーション環境の向上のために様々な活動を行っています。

新聞広告賞

新聞広告の可能性を開拓した活動を顕彰し、新聞と広告の発展に資することを目的に1981年に創立されました。新聞紙上で優れた広告活動を展開し、顕著な功績をあげた広告主、新聞社に贈られます。
第35回新聞広告賞は、2014年6月1日~15年5月31日の期間、新聞協会会員新聞に掲載された広告活動を対象に、広告主企業、広告会社、新聞社から、広告主部門348件、新聞社企画部門66件の応募・推薦があり、大賞1件、新聞広告賞10件などが選定されました。
本展では、その中から広告主部門の新聞広告大賞と新聞広告賞を紹介しています。

第35回新聞広告賞
新聞広告大賞
2015企業広告 50selfies of Lady Gaga (株)資生堂

細やかで不思議な表現の極み
新聞広告クリエーティブコンテスト

若手クリエーター(プロ・アマ問わず)に新聞広告の制作・発表の機会を提供し、新聞広告の活性化につなげることを目的としています。2002~05年度は「『新聞広告を広告する』新聞広告コンテスト」として、また、06年度からは年度ごとにテーマを設定し、独創的で斬新な、新聞広告の可能性を広げる作品を募集しています。
15年度は「お金」をテーマに、1,181点の応募作品より、最優秀賞、優秀賞、コピー賞、デザイン賞、学生賞の5賞7作品が選定されました。
本展では、その中から最優秀賞を紹介しています。

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一般社団法人 日本新聞協会 一般社団法人 日本新聞協会

1946年に新聞の維持・発展と、新聞倫理の向上を目指す自主的な組織として、全国の新聞、通信、放送各社によって創立された団体です。現在、新聞・通信・放送の計130社を会員とし、日本の主要報道機関を網羅しています。新聞倫理の向上、教育・交流、調査・研究、新聞博物館(ニュースパーク)の運営、NIE(Newspaper in Education)の普及推進、広報、出版の7つの活動分野で、幅広い活動を行っています。

日本パッケージデザイン大賞

パッケージというデザイン領域のプロフェッショナルたちが集い、作品のデザイン性や創造性を競うコンペティションとして、1985年の創設から隔年で開催されています。会員審査員と外部特別審査員による厳正な審査を経て、大賞・金賞・銀賞・銅賞・特別賞などが選出されます。2015年のコンペには、2012年9月1日~2014年10月5日までに国内で商品化された作品および、海外向け商品、記念品・販促パッケージ、輸送用ケースを合わせ、1434点の応募がありました。本展では、日本パッケージデザイン大賞2015から大賞と金賞を紹介しています。

日本パッケージデザイン大賞 2015
大賞
ポーラ オー ド フルール (株)ポーラ

花本来の香りを伝える情緒豊かな絵画表現

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JPDA 公益社団法人 日本パッケージデザイン協会

1960年に創立された、日本を代表するパッケージデザインの団体です。身近な生活の中のデザインであるパッケージデザインの向上を目指し、よりよいデザインを普及・啓発することによって、人々の生活文化を豊かにし、産業の発展に寄与することを目的にしています。会員は個人会員(デザイナー)と法人会員(パッケージに関わる企業)から成り、デザインを創造する人から、材料を供給する企業や製造加工する企業まで、パッケージデザインに関わるすべての人々によって構成されています。

第45回日本プロモーショナル・マーケティング協会展

プロモーショナル・マーケティングに関する質の向上のため、その企画力、デザイン力、製作力、管理技術力の強化を図り、もって産業経済の発展と国民生活の向上に資することを最終の目的に、1971年から毎年開催しています。
第45回日本プロモーショナル・マーケティング協会展では、『JPM Creative Solution Award』19部門、『JPM Planning Solution Award』10部門、『GPAアォード』2部門を主な部門としてコンテスト形式で展示。その中から各部門の優秀作品、及び最高賞に当る経済産業大臣賞を選出しています。

2015 第2回 GPA アォード
経済産業大臣賞
キユーピー「母の日ブーケサラダ」 キユーピー(株)

周到な企画・実施プロセスを評価〜「母の日にブーケ・サラダ」企画

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JPM 一般社団法人 日本プロモーショナル・マーケティング協会

プロモーショナル・マーケティング活動を健全に発展させ、消費者の商品選択の利便性を図り、産業経済の発展及び国民生活の向上に寄与するため、プロモーショナル・マーケティング(売り場演出・購買特典計画・顧客コミュニケーション施策等、購買を直接的に動機付ける「計画と実行」の総合体系)に関する調査、研究、研修会、展示会等の活動を行っています。
1969年11月設立。1990年2月旧通商産業省(現・経済産業省)に認可された社団法人で、2012年4月に一般社団法人となりました。

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プレスリリース PDF:968KB クリエーティブトップナウ展チラシ PDF:2.4MB